源氏の出題率が「高い」っていう言い方は少し語弊があると思うけどなあ。
源氏を好んで出す大学は、たしかにあるけど、
源氏は難度が高すぎるんで、大学側としても、むしろ出しにくい出典だよ。
センターなんて、本試験で源氏出したのは、今年が初めてだよ。
共通一次時代に1回、センター試験になってからは追試験で2回、
出題歴があるけど。

なんせ長いでしょ?源氏は。
だから、出せる部分が他の文献より多いから、
単純に確率計算から言うと「高い」ってことになるのかも知らんね。
単純な話にたとえて言えば、
10段落ある土佐日記と、20段落ある和泉式部日記と、
100段落ある栄花物語と、1000段落ある源氏と・・・
って比較したら、
土佐日記から1回出題される可能性よりは、
源氏から10回出題される可能性の方が高い、
ってことに、まあ、そりゃなるわな・・・

そう、源氏に限らず、「出し尽くす」ってことは、
理論上はほぼ不可能だろうね。
数百年かかるんじゃない?
そのうちには、入学試験制度自体も変わるさw

でも、現実問題としては、
入学試験や教科書やテキストに「出せる」文献や箇所には制限がある。
一定の字数(行数)でまとまっている部分しか出せないし、
高校生が学校で習った文法の範囲で読解できる箇所しか出せないし、
あんまりエロい部分は出せないし、
多様な解釈が可能な部分も出せない。

古典の文献は、一応、「これ以上増えない」が建前。
その割には、センターも、どこのお蔵の隅からほじくり出してきたの^^;ていうような、
ニッチな文献、引っ張り出してくるけどね。
私大は、あんまりそこまでしない。
メジャな文献の、割と繰り返し出題されている部分から、
性懲りもなく作問してるよ。
そういう意味では、古文は、予習が行き届いていれば、
本番の試験で同じ出題箇所がかぶる確率が比較的高い教科なんだから、
自分の受験する学校の過去問から傾向を分析して、
ある程度の「ヤマ」を張ることもできない相談じゃないはず。
まあ、そうお手上げにならず、希望をもって勉強を進めてね。