タイトルはなんでもいい。相変わらず暑さと発熱と頭痛のズキズキでノビてる。ひたすら食べて寝る食べて寝るの繰り返しで、体力回復を待つのみ。とりあえず10時間程惰眠を貪ったおかげで、昨日よりは幾分マシになった感じ?ときに、最寄りのスーパーで熱さまシートの類を探してみたのだけど、置いておらず残念。そうかと言って、DSにまで足を伸ばす気力もなく、いっそコノザマさんでポチったろうかと思い立つも、あわせ買い対象商品でファック!今度何かと一緒に買い置きしておこう、そうしよう。常備だ、常備。一事が万事こんな感じで、まったく計画性がないんだな、僕は・・・

 

映画鑑賞記

デヴィッド・O・ラッセル「アメリカン・ハッスル」("American Hustle" : 2013)

詐欺を働く一組の男女が、FBIの収賄事件捜査に駆り出され、数奇な運命を辿る様を描いた、コメディ調のクライムドラマ。

詐欺師のアーヴィン(クリスチャン・ベール)は、表ではクリーニング店をチェーン展開する真っ当なビジネスを営む傍ら、裏では金貸しのブローカを偽り手数料を騙し取ったり、絵画の贋作を売ったりの二重生活。「完全無欠」をモットーに、決して手を広げすぎず手堅くカネを騙し取ってきた。気性の荒いじゃじゃ馬の若妻ロザリン(ジェニファー・ローレンス)と可愛い息子を養うアーヴィンだったが、ある時偶然出会ったシドニー(エイミー・アダムス)と恋仲になる。シドニーに自分と似ている部分を見出したアーヴィンは、彼女を共に詐欺を働くパートナーとする。その後も完全無欠の所業で、裏のビジネスに勤しむ二人だったが、そんな彼らの元に金貸しの仲介を頼むリッチー(ブラッドレイ・クーパー)という客が訪れる。実は彼はFBIの捜査官なのだが、そうとも知らず仲介の話を受けてしまった二人は、まんまと証拠を押さえられリッチーの手に落ちる。リッチーは大捕り物を熱望する鼻息荒い男で、そのやり方には上司も手を焼くほど。彼はアーヴィンとシドニーに対し免罪と引き換えに、自身の詐欺摘発捜査への協力を迫る。止むに止まれず二人は囮となり、捜査は始まったのだが、事態はやがて市の再開発プロジェクトを巻き込んだ壮大な贈収賄事件へと向かうのだった。

1970年代後半のアブスキャム事件という収賄スキャンダルが基になっているそうで、当時のサレオツでありながらどこか頽廃的な雰囲気が良く演出されていて見応えは十分。とにかく素晴らしいキャスティングで、ストーリーもさる事ながら演者の一挙一動を見ているのが楽しい。僕の推し女優ジェニファー・ローレンスのキレッキレな立ち回りが最高。20代前半にしてこの存在感はすげえですわ。クリスチャン・ベールとの夫婦げんかシーン、エイミー・アダムスとサシで罵り合うシーンは必見。ところでクリスチャン・ベールは本作の役作りの為に、激太りし、頭をハゲ散らかしたらしい。これまでもガリガリに痩せたり、直後にビルドアップしてガチムチになったりと、役に応じて自由自在に肉体改造してきた彼だけど、本作のあのでっぷりした腹を見て、狂気にも似た職人魂を感じたわ。

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F・ゲイリー・グレイ「完全なる報復」("Law Abiding Citizen" : 2009)

妻子を殺された男が、犯人への判決を不服とし、司法への報復と挑戦を繰り広げるクライム・サスペンス。

ある夜、エンジニアのクライド・シェルトン宅に二人の強盗が押し入り、シェルトン(ジェラルド・バトラー)は負傷し、彼の目の前で妻子は無残に殺害される。その後、主犯のダービーと共犯のエイムズが逮捕されるも、ダービーはエイムズ一人を極刑に陥れる形の司法取引を行い、大幅な減刑が提示される。シェルトンはそのような理不尽な取引を到底承認できず、彼の弁護人のニック・ライス(ジェイミー・フォックス)に応じないように求めるも、「有罪率」に拘るライスは確実に一人の罪を問える司法取引で押し切り、ダービーの懲役刑とエイムズの死刑が確定する。それから10年後、エイムズの死刑執行日が訪れる。通常通りのプロセスによる薬殺刑が行われたが、何者かにより薬剤が取り替えられ、エイムズは激しく苦しんだ後、絶命する。ダービーによる犯行が疑われたが、その後、ダービーも残虐な方法で殺害されているのが発見される。ライスはシェルトン関与の復讐劇の疑いを強め、彼を拘束するのだが、それこそが彼の狙いであった。シェルトンは刑務所内にいながらにして、司法取引に関わった者達に対して報復を開始する。

シェルトンは元々凄腕のエンジニアだったのだけど、妻子を殺害された事で狂気に振り切れてしまったと。なにやら国防総省絡みの裏の仕事を請け負っていたとか。んで、歪んだ司法制度なら強硬手段で是正してやろうと、完全無欠の復讐劇を単身行っていくワケです。その手腕たるやとにかく鮮やか。でも、その割には家のセキュリティとかザルで、安々と強盗に押し入られちゃったよなぁと、ちと残念なところが引っかかりますな。どっちが善でどっちが悪って、線引はできないのだけど、オチはどうも釈然としないふわっとした感じ。

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